『シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成』(安宅和人著、ニューズピックスパブリッシング)――(2)2020.04.03 08:14『シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成』(安宅和人著、ニューズピックスパブリッシング)――のブックレビュー(書評)第二弾
『シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成』(安宅和人著、ニューズピックスパブリッシング)――(1)2020.03.20 03:11 本文だけで400ページ以上ある大著であり、注目の書である。とても重要な指摘の多い本なので、2回に分けて、この本について紹介していきたい。今回は本の大筋の内容と時代的位置づけを説明し、次回は著書が提言する人材像について迫りたい。筆者の安宅和人さんの肩書は「慶應義塾大学 環境情報学...
『幼児教育の経済学』 (ジェームズ・J・ヘックマン著, 古草秀子訳、東洋経済新報社)2020.01.29 02:20このブックレビューを読んでいただける方にご推奨したいのは、まずは前回掲載した『「家族の幸せ」の経済学』(山口慎太郎著、光文社新書)のブックレビューを先に目を通していただきたいということだ。著者の山口先生はアメリカの幼児に対する長期調査の結果を踏まえて、幼児教育の意義を語りつつも、...
『「家族の幸せ」の経済学―データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実』(山口慎太郎著、光文社新書)2020.01.24 08:12著者は冒頭にクイズを出している。下記のアドバイスで間違っているのはどれか? ❏ 帝王切開なんてダメ、あんなの本当のお産じゃない。落ち着きのない子に育ちますよ」 ❏ 赤ちゃんには母乳が一番。お母さんの愛情を受けて育つから、頭もよくなるんだよ」 ❏...
『本当に頭のいい子を育てる世界標準の勉強法』(茂木健一郎著、PHP新書) 探求学習すれば地頭がいい子が育ち、受験にも役立つ2020.01.21 09:09自分の子どもを頭のいい子に育てたい、多くの親にとって願いの一つ。今回取り上げる『本当に頭のいい子を育てる世界標準の勉強法(以下、世界標準の勉強法)』(PHP新書)は、その願いに対して一つの答えを提示している。著者は、脳科学者である茂木健一郎さん。茂木さんは脳科学者であると同時に、...