コンピュータサイエンス教育の普及キャンペーン「Hour of Code」を日本国内で推進

特定非営利活動法人みんなのコードは、2019年12月9日(月)~12月15日(金)の「Computer Science Education Week(コンピュータサイエンス教育週間)」に合わせ、米国の非営利団体「Code.org」が主催するグローバルキャンペーン「Hour of Code」の活動に賛同し、日本国内認定パートナーとして、日本全国の活動を推進する。

本年度のキャンペーンテーマは、「CSforGood(=Computer Science for Good、世の中をよくするコンピュータサイエンス)」。


国連の持続可能な開発目標(SDGs)に定められている「世界を変えるための17の目標」に代表されるような身近な問題を解決するアプリを作ったり、データサイエンスを活用するなど、世の中に対してプラスの影響を与えるためにコンピュータサイエンスを活用する、子どもたちの芽を積極的に応援していく。


「Hour of Code(アワー・オブ・コード)」とは

Hour of Codeは、米国の非営利団体「Code.org」が提唱する、コンピュータサイエンス教育の普及を目的に推進する活動。毎年12月に開催されるグローバルキャンペーンでは、全世界で約5億人の児童・生徒が参加している。

Hour of Codeは、コンピュータサイエンス教育週間に1時間のプログラミング活動を実施しよう、という意味から名付けられ、サイト上には子どもたちが楽しみながらプログラミング活動を楽しめるよう「アナと雪の女王」や「スター・ウォーズ」などのキャラクターを使った無償教材が多数用意されている。多彩なHour of Codeの無償教材はこちら。 

「Dance Party 2019」のコースでは、キャラクターにダンスの振り付けを振り付けを覚えさせるプログラミングを実行し、自分だけのパーティを創り出すことが可能。バックで流す音楽も今の季節にピッタリなジングルベルや、イタリアやパレスチナなど世界中の音楽もそろっているため、楽しみながらプログラミング教育に触れることができる。



日本国内でのHour of Codeの活動

みんなのコードでは、コンピュータサイエンス教育週間の1週間、以下の活動を実施する。


1.グローバルでの最新情報・事例を公式SNSで情報発信

Code.orgによる公式情報や、日本ではまだ馴染みの薄い、SDGsに関するコンピュータサイエンス教育の事例などを、Hour of Codeの公式ウェブサイトやSNSを通じて情報発信する。

※本キャンペーンに関するハッシュタグは #CSforGood #HourOfCode 


2.日本国内でのHour of Code関連イベントの紹介

日本国内でのHour of Codeの活動主旨に賛同する活動や、関連するSNSの投稿を公式ウェブサイトやSNS(Facebook、twitter)を通じ全国に紹介する。


3.日本国内でのHour of Code関連イベント等の支援

 企業・個人を問わずHour of Codeに関連した取り組みを支援する。Hour of Codeのワークショップの実施マニュアルや修了証、オリジナルステッカーなどの提供も行う。



特定非営利活動法人みんなのコードについて

みんなのコードは「全ての子どもがプログラミングを楽しむ国にする」をミッションに小学校でのプログラミング必修化に向け、約45万人が利用する無償プログラミング教材「プログル」や、先生向けプログラミング教育の実践事例集「プロカリ」の提供、プログラミング教育を担う先生方向けの「プログラミング教育明日会議」「プログラミング指導教員養成塾」の開催など、幅広い取り組みを行っている。

https://code.or.jp