アマゾンが、アメリカ本社があるワシントン州でSTEM教育を推進するために200万ドルの寄付を2つの団体に行うことを発表した。主に、底辺層の地域に暮らす子供たちにSTEM教育やコンピューターサイエンス教育を受けてもらうのが目的だ。
100万ドルづつ支援を受けるのは、「ワシントンSTEM」というNPOと、「パシフィック・ワシントン・センター」
底辺層の子供たちにコンピューターサイエンスを教える
ワシントンSTEMは、米国ワシントン州にある底辺層の地域の子供たちに向けた様々なSTEM教育を行っている。「Early Math」(算数の早期教育)というプログラムでは、0歳から8歳までの55万人以上の子供たちに算数、数学の楽しさを教えている。幼児期に算数、数学の楽しさを身につければ、その後の学力が伸びるという考えに基づいたものだ。その様子は、ワシントンSTEMの次の動画をご覧いただきたい。
一方、パシフィック・ワシントン・センターは、3D映画のアイマックス・シアター、プラネタリウム、実物大の恐竜などの模型、昆虫村など子供たちに人気の施設。東京・竹橋にある「科学技術館」のような施設だ。アマゾンの寄付は、低所得者層の子供たち20万人に対する新しいコンピューターサイエンスの教育プログラムを開発してもらうのが目的だ。
今回の寄付は「Amazon Future Engineer (AFE) 」の一環だ。AFE は、様々な環境に身を置く青少年にIT・プログラミングを学ぶ機会を平等に提供することを目指し、Amazon が世界各地で展開している地域貢献プログラム。
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