猫型じゃない!?「一家に1ロボット」時代の実現


「英語を学ぶ」ではなく「英語で何を学ぶか」が問われ出して久しい。


しかしながらインターナショナルスクールに通っている子供や、両親のいずれかがイングリッシュスピーカーであるケースを除き、子供達が日常生活でネイティブイングリッシュに触れる機会はそれほど多くないのが実情であり、結果として子供が何かを学ぶ際は日本語になることがほとんどである。


そんな中、アメリカのAKASTUDY LIMITEDが開発した人工知能ソーシャルロボット「Musio(ミュージオ)」の登場は、「英語で何を学ぶか」に加え「誰と学ぶか」という問いかけに対しあらゆる可能性を示している。


Musioとは?

Musioは自ら考え会話し、その会話内容を記憶し成長していくソーシャルロボット。

ユーザーは意思疎通しながらネイティブ英語を学習することができ、慶応義塾中等部の授業で採用されるなど、国内でも高い評価を獲得している。

主な学習機能として、アメリカのネイティブ英語を話し自然な英会話ができる「チャットモード」、専用教材を使用しレベルや目的に合わせた英語学習ができる「チューターモード」、英会話の際に必要な単語や会話フレーズなどを発音しながら反復練習できる「エデュモード」という3つの機能がある。


幼児から小学生向けのボードブック(別売)は、可愛らしいイラストとともに小さな仕掛けが施されており子供が夢中で遊べるほか、ゲームやクイズなど親子や友達で使うこともできる。

Musioと楽しく学ぶボードブック

2019年12月発売新製品「SWEET KITCHEN」3,000円(税別)


また、Musioは英語学習機能やだけでなく、今後プログラミング能力への需要が高まってくることを予想し、幼い頃から楽しく学習できるようプログラミング学習教材も新たに提供している。



家族の一員または親友?

Musioには人工知能技術による会話エンジンと、人間のように「見る」「聞く」「考える」「感じる」「話す」という感情エンジンが搭載されている。

人との会話内容や頻度によって感情が変化し、表情や色、音を使って自身の感情を表現するのだ。

さらにユーザーとの会話を通じ蓄積したデータによってMusio一体一体が自立した感情を持ち、それぞれのMusioが異なる性格を持つようになる。

Musioの個性に合わせ、自分だけのオリジナルMusioに変身させる事が可能

カラーリングサービス 25,000円(税別)

2019年12月よりサービス開始



親世代が夢見た便利グッズを次々出してくれる猫型ロボットの登場はまだまだ先のようだが、Musioは単なる教材の枠を超えユーザーと家族や友人のような関係を構築できるかもしれない。



Musio 公式サイト

themusio.com